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製あん所「山口屋」は福島県白河市にて、1912年に創業されました。
「山口屋」というバトンが祖父から父、父から私へと繋がれ、当主は私で3代目となりました。
100年以上続く伝統ある製あん所と言うと聞こえは良いですが、それぞれが毎日がむしゃらにあんと向き合い気が付けば100年以上というのが私の感覚です。
私が山口屋を継いで約40年となりますが、日々「最高品質のあん」を追い求めて参りました。
それは単にあんをつくるというだけではありません。
和菓子職人としての観点から、あんの最適な味や舌触り、風味などを調整してあんこの用途に合わせたあんを製造するというこだわりをもってみなさまの元へあんをお届けして今日に至ります。
どんな原料を使い、どう製あんをするか―。
その選択があんの味に変化をもたらし、あんを使った和菓子の表情すらも変えるということをよく知っているからこそ、ニーズに合わせた製あんが出来ていると自負しております。
美味しいあんが食べたい、といったお客様一人ひとりの想いに応えられるあん。
あんを使ってどんな製品を作りたいか、どんな食体験をお届けしたいかという職人ならではのこだわりにも応えられるあん。
それこそが、食べたら誰もが好きになる、私にとっての最高品質「あん」であり、絶対的な自信をもってお届けする
"山口屋のあん" です。
そうしたあんを作り続けていくことこそが山口屋製あん所、三代目当主としての信念であり、日本の和菓子を製あんという立場から担う、いち職人としての誇りでもあります。
白河市にお越しの際にはぜひ一度、山口屋のあんをご賞味ください。
「美味い!」と言わせるあんをご用意してお待ちしております。